清田

5月でもかかる?「熱中症」

ゴールデンウィークも終わり早いもので5月もあっという間に半分が過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか。

北海道でも5~6月に気温の寒暖差も激しい日が増え、最近では、最低が一桁の気温、最高が20℃越えの日も。

そんな中、「5~6月も熱中症には気を付けなければいけない」という記事を目にしました。

温暖化の影響で、全国的に気温が上昇しています。そして5月に熱中症にて救急搬送される方も年々増えているようです。

 

下のグラフでもわかる様に、熱中症で救急搬送された約半数が65歳以上の高齢者が多く、私たち職員も入居者の体調変化に十分気を付けています。

高齢者の熱中症の原因としては、

① 高齢者は体内水分量が少なく喉の渇きも強く感じないため、水分不足になりがちなこと。

② 汗を掻きにくいので体温を下げにくく、体内に熱がこもりがちになること。

③ 皮膚の温度感受性が鈍くなることで暑さを自覚しづらく、衣服の調整や冷房の利用などによる体温調節が難しくなること。

 

熱中症は、屋外だけではなく、屋内でも発症する危険があることをご存知でしょうか?

 

意外にも、熱中症発生場所の約4割を占めています。

 

昨年から続いている新型コロナウイルス感染予防のために夏場でもマスクを着用しなければならなく、マスクによって更に体内に熱がこもり、熱中症になりやすい状況なっていますので、気を付けなければなりません。

 

熱中症の予防として、まずは「水分」はきちんと摂るように気を付けましょう。

のどが渇いたな、と思った時には、既に体は水分不足の可能性があり、放置すると重症の場合は命にかかわることになるので、毎日最低1リットル飲むだけでも体内には潤いが蓄えられますので、細目に水分を摂ることをお勧めします。

高齢者の方は、若いころの生活習慣で、節電意識が強く、夏場でも、扇風機やクーラーを使用しない方が多いようです。

暑いなと思った時は、躊躇わずに、扇風機やクーラーを使用することもいいようです。

 

コロナ禍にて、外出せずお家で過ごすことが多いですが、皆さんも十分注意してください。

 

(M/S記)

 

 

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